シルクロードで骨折して入院 〜帰国編1〜

初めての方は転落編からお読みください。

入院生活編はキリがないので先に進みましょう。帰国編ということで書いていきます。

7月28日にウルムチの病院に入院して翌日、ともかく今後について話をしようと保険屋さんに電話することにしました。電話のありかを医師と身の回りの世話をしてくれるおばちゃんに聞いてみたところ、その回答は


この病院に電話は無い。


( ゚д゚)ポカーン


...へこたれません。こんなこと想定内ですから。本当は病院の2階に電話屋さんが入っているのですが、国際電話はダメということでした。こればっかりは仕方ないです。

ということでちょっとだけ外出の許可をもらって、電話を探しての放浪の旅をすることになりました。

病院の外を出ると公衆電話は目に入るのですが、受話器を取ってもツーとも言いません。私は国際クレジットカード通話で日本に電話するのが好きなのですが、近くの公衆電話はダメでした。

結局病院から 100m くらいのところにある、電話屋を使うことにしました。日本では見かけない電話屋ですが、要するに料金後払いの電話ボックス群みたいなもんです。

ウルムチ電話屋 ウルムチ電話屋 ウルムチ電話屋


入院服で来たヤツが日本人だということはインパクトが合ったらしく、チヤホヤしてくれました。このあともたびたび来ることになります。

続く

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シルクロードで骨折して入院 〜入院生活編10〜

初めての方は転落編からお読みください。

暇だ。

事故った当初から歩くことはできたので、8月4日、外出許可を取って、外文書店に出かけることにしました。
外出許可

タクシーで向かったウルムチの中心市街は、ホントに普通の中国の町っていう感じで、民族情緒はゼロでした。
ウルムチ中心市街 ウルムチ中心市街 (外文書店)

実はちょうど自治区人民医院の有る辺りが一番ウイグル族の多い地域だったみたいです。

買ったのは唐詩の本と、中国ナツメロ曲集。本当は日本語の本か、英語の雑誌が欲しかったのですが、そこまでの品揃えはありませんでした。

とはいえだいぶ暇つぶしになりました。爺の娘(おばちゃん?) に唐詩の読み方を教わったりと、コミュニケーションにも役立ちましたし。

続く

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シルクロードで骨折して入院 〜入院生活編9〜

初めての方は転落編からお読みください。

取材の翌日、記事になったのを早速記者さんが届けてくれました。

記事の拡大版がこれ
ウルムチ晩報

なんかえらく、かっこ悪く書かれとるなあ。事実と異なってるとこもあるし。

不流利的汉语


余計なお世話じゃ! というか、私が中国語をできなければどう取材する気だったのかと。

でも幸か不幸か、長きに渡って使えるネタができました。記者さんありがとう。お見舞いの果物、残しちゃったけどおいしかったです。

そして他にも感謝を送らないといけない人がいます。

劉先生、ウルムチ晩報にタレこんでくれてありがとう

皮肉じゃなくてマジで感謝してます。奨励金50元はパーっと使っちゃってください。

ところで、


劉先生って誰だ?

※私はホントに知らない

続く

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シルクロードで骨折して入院 〜入院生活編8〜

初めての方は転落編からお読みください。

19:00といっても外は明るい。女の人がにこやかに病室に入ってきた。

何か言ってきたが良く分からないので、筆談モードに移行。

「私ウルムチ晩報の記者をやってます。」


記者キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

ずっと今回の事故が報道されないことに憤っていましたが、ついに事故から2日後の7月30日に記者が来ました!

「旅行中事故にあったそうですね。話をきかせてください。」

うん。うん。何でも聞いてくれ。

ただ、この記者さんは日本語も英語もダメなので、中国語での取材です。筆談ならいいんだけど、

字が汚いw

たまに字が読めん

ともかく1時間ほど、ああだこうだ言って記者さんは戻りました。そしてその記事がこれ。

ウルムチ晩報


続く

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シルクロードで骨折して入院 〜入院生活編7〜

初めての方は転落編からお読みください。

引き続きテレビばなし。さらっと流します。

私と爺が良く見た陈赓大将は反日風味の番組でした。

こういう番組は私に配慮して遠慮してくれるのかと思ったら、爺は結構楽しみに見ているようです。私も望むところで、毎回ワクテカしながら放送を待っていました。

抗日戦争のシーンで登場する日本兵。それを奇策で制する陈赓大将。逃げる日本兵...

大河ドラマばりに気合いの入ったシーンです。そこで日本兵の発するのは、

チョーたどたどしい日本語

おいおい。こんなとこでケチるなよ!

もう一つ真情不眠之父亲というお涙頂戴的なドラマも見ましたが、これは別にネタは無いのでパス。個人的なメモとしてあらすじを書いておくと、

友達にそそのかされて人を殺してしまった息子が、友達とともに逃亡。それ息子の父親が捜索に出かける。なんとか息子を見つけ出し、自首の説得に成功する。

根はいい息子だけに模範囚として賞が与えられることになった。是非この晴れがましい姿を見てくれということで表彰式に父親を呼んだが、父親は来なかった。

実は父親は病におかされていたのだ。

それからも父親から日々届く手紙を糧に監獄での暮らしに耐える息子。そして出所の日、息子が知ったのは既に父親が死んでいたと言う事実。父親は自分が死んだあとも手紙が届くように書き溜めていたのだ。

という話でした。ハイ。

続く

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プロフィール

中華狂詩

Author:中華狂詩
初の海外で訪中以来、なぜか中華のとりこに。
訪中経験9回の微妙な中華狂。
東京在住の20代SEです。

2006夏シルクロード旅行中にカナートに落ちて骨折し10日間入院。

またの名は takavoid .

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